「いずも」の命名と進水は、軍国主義の復活だけでなく、安倍政府の軍事化を進める野心も示している。「侵略の定義は定まっていない」発言からナチスに習った改憲の主張にいたるまで、安倍政府の言動がますます危険になり、右に向かう道でブレーキをかける気など全くないことは誰の目にも明らかである。
安倍政府のこれらの危険な言動は、アジアの隣国に強く抗議されただけでなく、国際社会からも賛同されていない。フランスの「ル・モンド」は、安倍氏は最低ラインに挑んではいけないとする社説を掲載し、侵略を否定する発言を許してはならず、米国の官僚も安倍政府の軍事姿勢に懸念を示したと論じた。
68年前、日本の広島と長崎に原爆が投下され、30万人近くが犠牲になり、一部の被害者は今も放射線による後遺症に苦しんでいる。それなのに、安倍政府は最悪の方法で原爆被害者を追悼した。
歴史は、好戦的な日本の軍国主義者はアジアの隣国に深刻な災いをもたらしたと同時に、日本の国民を暗闇に引きずり込んだと警告している。安倍政府は、「いずも」を利用して「戦功」をあげることは、侵略を受けた国の人々の遺体を積み上げて実現させたと同じで、この戦艦は最後は米軍によって撃沈され、日本ファシズムの永久的な埋葬品になったことを忘れてはならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月8日