9月10日、日本政府による不当な釣魚島「購入」から1周年を迎えた。日本メディアは、日本の野党議員が9月中旬から10月上旬にかけて次々と訪中を計画していると伝えた。野党議員の訪中は、安倍晋三政権との違いを明確に示すためとの見方もある。
日本の共同通信社は10日、民主党の海江田万里代表と前原誠司前外相は訪中に向けて日程を調整しており、中日首脳会談がなかなか実現しないことから、訪中で安倍首相との違いを明確にしようとし、また、中国側はこれを機に安倍政府をけん制しようとする可能性もあると報じた。
海江田氏は10月1日の中国の国慶節前後の訪問を計画しており、周囲に「両国関係の改善を促したい」と話し、8月末に訪中した横路孝弘前衆院議長を通してすでに中国側の要人にメッセージを伝えたという。前原氏は、中国政府のブレーンの招きに応じて9月23日から25日の訪問を計画している。
日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長ら議員6人は11日から14日にかけて北京などを訪問し、12日に中国の前国務委員と会談する。
また、民主党の山口壮前外務副大臣やみんなの党の浅尾慶一郎幹事長ら議員10人も12日に訪中し、中国人民対外友好協会の役員と面会することになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月12日