日本は中国機を本当に撃墜できるか 仏メディア「明確な法律ない」

日本は中国機を本当に撃墜できるか 仏メディア「明確な法律ない」。 フランスの「ラジオ・フランス・アンテルナショナル」のサイトは10月6日、「日本は中国機を本当に撃墜できるか。実は日本の法律を見ると、『日本の領空に進入』しただけの航空機を撃墜できる明確な法律はない」とする文章を掲載した…

タグ: 中国機 墜落 釣魚島 沖縄  航空自衛隊

発信時間: 2013-10-09 13:58:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

1987年12月9日、ソ連空軍の偵察機Tu-16Jが日本の沖縄本島周辺の空域に入り、航空自衛隊那覇基地に所属する第302飛行隊の戦闘機F-4EJが発進し、20ミリ機関砲実弾と曳光弾を発射させて警告射撃した。朝日新聞前編集長の船橋洋一氏の著書『同盟漂流』によると、当時のパイロットの上司は、「ただの領空侵犯では航空機に発砲できないが、正当防衛と緊急避難の状況下では発砲できることになっている。しかし、どんなときが緊急避難、正当防衛に当たるかは明確な基準がない」と話した。

原則的には、日本の現行の『自衛隊法』に基づけば、平和な時代に領空に進入した航空機に対して発砲するには、首相が命令を下さなければならず、撃墜することもできない(緊急避難と正当防衛を除く)。

無人機はさらに日本を悩ませている。無人機にはパイロットがおらず、無線合図と警告射撃に応じない可能性が高いためである。そのため、日本は法律を改正し、武器使用の権限を明確にしようとしている。無人機が領空を侵犯し続け、国民の生命、財産に重大な危害が生じる可能性があれば、その航空機を撃墜できる。しかし、「国民の生命、財産に重大な危害が生じる可能性がある状況」とはどんな状況か。その境界を決めるのは難しく、法律の制定にはさらに時間がかかるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月9日

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