NHKの籾井勝人会長は慰安婦を否定する発言をし、NHKの信頼の危機を引き起こしている。この出来事は2月25日に、意外な結果をもたらした。NHKの全理事が、同時に辞表を提出したのだ。
日本新聞網は2月25日、「籾井会長が1月25日の就任記者会見で慰安婦を否定する発言をすると、二人の委員も南京大虐殺を否定し、日本政府に慰安婦の責任問題を追及する韓国政府を批判する発言をした。これらの発言は野党の批判を浴び、国会喚問を受けた」と伝えた。
これらの委員は安倍晋三首相の腹心であるため、野党は批判の矛先を安倍首相に向け、籾井会長の辞職を明確に求めている。
2月25日に開かれた衆議院総務委員会は、NHKの全理事10人が集団で辞表を提出したことを確認した。籾井会長もこれを受け、会長を辞職することになる。情報によると、籾井会長が理事会を代表し、これらの辞表を衆議院総務委員会に提出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年2月26日