ロシア軍は18日、南千島群島(日本名:北方四島)に150以上の軍事施設を2016年までに新設すると発表した。
ノーボスチ・ロシア通信社がロシア東部軍管区のセルゲイ・スロビキン司令官の発表を引用して伝えたところによると、これらの軍事施設は兵営やスポーツ施設、文化娯楽施設を含み、四島の中でも面積の比較的大きい択捉島と国後島に建設される。
同司令官によると、120以上の装甲車両と特殊車両を来年にも南千島群島に駐留させ、今後3年以内に350以上の「最先端軍事装備」を配備する計画。
南千島群島は四つの島嶼から成っており、第二次世界大戦後旧ソ連とロシアが実効支配を進めてきた。この島嶼を巡る主権争いは露日両国間の平和条約締結を阻む主な原因となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年4月21日