これと対照的だったのは、右翼の政治家が集う次世代の党で、20議席から2議席に激減した。この党の精神的支柱である石原慎太郎最高顧問も落選した。
この栄枯盛衰は、日本社会の民意の複雑な流れを反映している。
政権与党の圧勝は、安倍政権が政権運営を維持することを意味する。安倍首相は公明党の山口那津男党首と早期会談し、連立政権の維持を正式に確認する予定だ。今回の勝利に基づき、安倍首相が来年9月の自民党総裁選で連勝するための好材料が増えた。安倍首相の長期政権運営が現実味を帯びつつある。
安倍政権が再び3分の2以上の議席により絶対的な立法権を手にした後、アベノミクスの推進という選挙前に意識的に強調していた話題の他に、日本社会の民意から強く反発されている改憲、集団的自衛権の行使、原発再稼働といった政治内容の加速を推進するかが注目されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月15日
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