第10回日本語作文コンクール表彰式で挨拶する段躍中氏。
日本僑報社に隣接する立教大学のキャンパス。
日本の著名大学である立教大学の平和・コミュニティ研究機構が、3月に紀要『平和・コミュニティ研究』第5号を発行し、昨年同機構が開催した公開講演会で「本当に中国人は反日なのか?――10年間の日本語作文コンクールなど民間交流から見た日中関係」と題して、日本僑報社の段躍中編集長が講演した記録を全文掲載した。
この記録は、段編集長が同講演で取り上げた、北京の日本大使館で開催のコンクール表彰式を紹介する動画のナレーションなどを含めて、全11ページにわたる長文。
作文コンクールの歴史や発展、受賞作の書籍化、日本人教師の尽力、今後の展望など、コンクールを中心とした民間交流のさまざまな状況について詳しく紹介した内容だ。
段編集長は「大学の立派な紀要に、私の講演記録を掲載していただいたのは初めて。大きな励みになるし、これを機会に一層努力していきたい」と喜ぶとともに、コンクールをはじめとする民間交流促進への思いを新たにしていた。
なお、段躍中編集長は2013年から立教大学平和・コミュニティ研究機構の研究員を務めている。今回の講演は同機構設立10周年記念講演会で行われた内容である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月2日