釣魚島、「日本不沈」の錨にならず

釣魚島、「日本不沈」の錨にならず。

タグ:石垣市 改名 尖閣 国有化

発信時間:2017-09-22 10:21:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 日本の沖縄県石垣市は釣魚島の改名を検討している。釣魚島は日本で尖閣諸島と呼ばれているが、他にも「石垣市登野城」という地名がある。石垣市の中山義隆市長は先ほど、同諸島の地名を「石垣市尖閣」とする議案を市議会12月定例会に提出する方針を示した。日本メディアは、「尖閣」を「石垣市」につなげるのは、「尖閣諸島」の「実効支配」を強化するためと分析している。

 

 日本人の小賢しい、不穏な動きは余りにも多い。2012年には釣魚島を購入し「国有化」したが、これは普通の国ならば考えられない奇策であり、中国から強い反発を受けることになった。その後、中国公船は釣魚島の巡航・法執行を常態化させ、頻繁に12カイリ内を出入りした。日本は上手いことをしようとし、かえって損をする結果となった。

 

 日本が受けた教訓はまだ足りないようで、今や釣魚島の改名を検討する動きが出ている。日本社会において、この斬新な挑発活動は注目を集めやすく、主流メディアは通常これに配慮を示す。中国がこれに真っ向から反論しようとしても、反論する相手が見つかりにくい。これにより日本はさまざまな中国への挑発を放任・奨励し、中日の対立を激化させることになる。

 

 中国周辺及び東アジアでは頻繁に改名という現象が生じるが、これを後押ししているのはナショナリズムばかりだ。例えば南中国海は世界で通用する名称だが、ベトナムがまずこれを「東海」と改名し、フィリピンは数年前に「西フィリピン海」と改名した。ベトナムは1975年まで地図上で「西沙諸島」「南沙諸島」と表記していたが、その後「黄沙諸島」「長沙諸島」と改名した。

 

 韓国も「改名の大御所」で、日本海を「東海」、黄海を「西海」と改名した。十数年前、韓国人は「漢城」という名称の「漢」を気に病み、首都の名称を「ソウル」に変え、中国にも漢字で「首爾(ソウル)」と書くよう要求した。

 

 日本人も今やこれにならい、「石垣市尖閣」という手段を考えた。これは盗人の小賢しいやり方であり、本当に改名すれば中国人を不快にさせるだろう。中国が日本を相手にし、強く反発すれば、まるで日本にからかわれ自分を貶めているようだ。しかしこれを無視すれば、日本の勝手な横取りを放任することになる。


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