「同盟」が増えても不況の日本を救えない

「同盟」が増えても不況の日本を救えない。 日本の外務省は「日韓軍事同盟」締結を否定したが、日本のエリート層が頭を働かせていることは世間に見破られている。日本は、米国や米国の盟友とさまざまな「同盟支部」を開き、中国との競争や摩擦で自身が周縁化されていないことを証明するという方法をとっている…

タグ: 日韓軍事同盟 中国脅威 朝鮮半島 不景気

発信時間: 2011-01-05 11:31:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の利益とは、北東アジアをめちゃくちゃにし、その中から日本のチャンスを見つけることであるようだ。今のところ北東アジアと西太平洋は比較的安定しており、中米の世論に怒りの言葉があり、朝鮮半島の南北に対抗の動きがあるが、北東アジアで大きな戦争が起こる確率は非常に低い。また日本の最盛期には、アジアはいつも波を立てて引き立て役となった。

しかし日本が北東アジアの動揺から利益を得るのは難しい。中国は小さなリスクのバランスをとる実力を備えているため、中国がおかしくなり、後押ししない限り、北東アジアが大きく乱れることはない。朝鮮はがさつに見えるが、実は頭が切れている。

日韓軍事同盟をすぐに結ぶことができないのは言うまでもないが、本当に結んでも中国をどうすることもできない。中国に戦争を無理に仕掛けない限り、中国が周辺においてある軍事同盟に触れる戦争をすすんで起こすことはない。結局のところ、北東アジアの軍事同盟はすでに多すぎ、多ければ価値が下がる。これらの同盟が朝鮮をゆすることはできず、中国をゆすることなどなおさらできない。重要なのは、それを株式会社にし、不景気の日本の利益獲得を助けることはできないということだ。

中国が日本の景気回復をけん引していることは確かだが、日本の政治思考は米軍基地によって身動きが取れなくなっている。日本の対中新思考は短期的なもので、日米同盟の基軸を少し離れれば、日本にはタブーを犯したという緊張感が生まれる。日本はアジアの政治において活発に見えるが、実は独立した政治的思考を持つ勇気もないのだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月5日

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