中国のネットユーザーが描いた中国空母艦載機の戦闘編隊
◆殲-15の母艦
中国の1番艦は新型戦闘機「殲-15」を配備するとみられている。殲-15の設計はロシアの「スホーイ-33」とよく似ている。中国はウクライナからスホーイ-33の原型機を手に入れたと米週刊航空誌「アビエーションウィーク」は伝えている。空母は今年の夏に試験航行を始める。一旦作戦に投入されれば、中国海軍の能力は大幅に向上し、隣国と争う海上問題で圧倒的に優位な立場に立つことになるだろう。
しかし西側の専門家は、同空母は訓練用として利用されるとみている。空母の作戦には長期訓練を重ねる必要がある。そのため同空母に長距離機を配備することはまずなく、米空母航空部隊の指揮レベルにはまだ達していないとの見方が強い。