F35戦闘機、開発失敗の可能性もある

F35戦闘機、開発失敗の可能性もある。 米国の次世代主力戦闘機であり、米国の将来的な主要輸出型戦闘機でもあるF-35は開発段階で開発日程の延期、開発費の超過、機体の技術性能が基準値に達しないなど一連の問題が続出している。これらの問題により、F35の開発計画はずっと議論が絶えない状態が続いている。こうした前提の下、F35の開発計画が失敗した場合、どんな結果となるのか…

タグ: F35 戦闘機 開発 失敗 費用 技術

発信時間: 2012-03-09 15:54:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

資料写真:F35戦闘機

◆F35に重大な技術的欠陥が見つかる可能性は排除できない

まず、開発失敗の可能性がどのくらいあるのか見てみよう。

米国が力を入れる第5世代機、F35の開発計画が失敗するはずがないというのが多くの人の見方だ。

しかし実際には、米国の先進戦闘機開発の歴史を振り返ると、こうした可能性が絶対あるのに気付く。最も典型的な例は、米空軍が当時開発した第2世代主力戦闘機F104(ロッキード・マーティン社が開発)で、当時の設計者はU-2を設計した有名な設計者だった。ところが米空軍に導入され、数多く輸出された後、安全性に大きな問題があることがわかった。F104に重大な技術的欠陥があったため、米空軍は導入からまもなく、同機を退役させた。幸い当時、米海軍が同時にF4を開発中で、かなり成功していたため、空軍は最終的に海軍のF4型戦闘機を主力戦闘機とし、何とか難を逃れた。

実際こうした情況は第5世代戦闘機F22でも起きている。F22が部隊に配備されてから問題は絶えず、従来名技術的欠陥が存在し、結局生産を停止した。

こうした歴史があるにも関わらず、われわれはF35開発失敗の可能性、とくに重大な技術的欠陥の可能性を排除できない。こうした情況が起きれば、F35の開発は失敗を意味する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月9日

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