中国の空母「遼寧艦」 作戦能力を永遠に持たない=露メディア

中国の空母「遼寧艦」 作戦能力を永遠に持たない=露メディア。 ロシアの軍事専門誌は10月18日、旧ソ連11435型「ワリャーグ」を基に改良された中国初の空母「遼寧艦」がこのほど就役し、中国メディアは中国が空母時代に突入したと豪語したが、さまざまな状況から見ると、同空母が作戦利用されることは永遠にないと報じた…

タグ: ワリャーグ,中国,空母,遼寧艦

発信時間: 2012-10-23 09:52:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ワリャーグの建設は、ソ連解体後のウクライナのニコライエフ造船所で、完成度78%の状態でストップされた。同空母は1998年まで造船所に停泊していたが、2000万ドルの価格でマカオ経由で買い取られた。中国側は当初、同空母を海上娯楽施設に改造する予定だったようだ。中国が退役空母を購入するのは、これが初めてではない。中国はそれまで、旧ソ連の2隻の退役空母、オーストラリアの退役空母「メルボルン」を購入していた。中国側はこれらの空母の構造を研究した上で、博物館もしくは娯楽施設に改造しようとした。しかしワリャーグの運命は違った。同空母は中国がそれまで購入したその他の退役空母とは異なり、娯楽施設に改造されなかった。米国人は中国の真の目的を直ちに理解したようで、ウクライナに圧力を加え、売却前に同空母を出来る限り解体するよう求めた。ロシアもウクライナに対して、一部の設備および機密に関わる全部品を取り外すよう求めた。中国はその後約2年の時間をかけ、空母を大連まで移動することに成功した。トルコは同空母によるボスポラス海峡とダーダネルス海峡の通過に難色を示し、多くの時間が浪費された。トルコは、巨大かつコントロールを失った空母の船体が海上を航行することで、安全が脅かされる可能性があることを口実としたが、中国側の積極的な働きかけによりようやく通過が実現されることとなった。米国がこれらの裏で糸を引いていたことは間違いない。

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