2017年度、第一回試験実施へ
『星条旗新聞』が報道したところによると、国防高等研究計画局は無人機が格納されている特殊容器を深海に配備し、使用するときが来るまで、「静かに数年間眠らせる」計画である。必要に応じて、無人機は特殊な指揮系統で起動され、海上に飛び出すと、監視や妨害、救援任務などを遂行できる。また、先般始動したこの開発プロジェクトはSF的な仮想から大きな飛躍を遂げ、すでに本格的な製図の段階まで進展しているという。
国防高等研究計画局は当該の開発プロジェクトが存在する事を認めた上で、「米軍がこのような『深海カプセル』に高い関心を示しているのは、コストや複雑な要因による抑制を受ける中、米軍の保有する兵器システムとプラットフォームが減少の一途をたどっているからである。そのため、重要な海域でミッションを遂行するための資源はますます緊迫している」と説明している。国防高等研究計画局はまた、「無人機システムとセンサーは不足部分を補うために用いられ、長距離の機動力にもなる」と述べた。同プロジェクトは2017年度に西太平洋で海上試験が実施される見通しである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月4日