中国、国家安全委員会を設立 「時宜を得ている」

中国、国家安全委員会を設立 「時宜を得ている」。 第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)のハイライトの一つとして、国家安全委員会の設立が決まった。国の安全維持は21世紀の重要課題であり、中国の強大化にともない、国の安全情勢が複雑化する中、国家安全委員会の設立は時宜を得ている…

タグ: 国家安全委員会 三中全会

発信時間: 2013-11-13 16:16:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)のハイライトの一つとして、国家安全委員会の設立が決まった。国の安全維持は21世紀の重要課題であり、中国の強大化にともない、国の安全情勢が複雑化する中、国家安全委員会の設立は時宜を得ている。「環球時報」が伝えた。

国家安全委員会の設立によって中国の「大きな安全」の概念が強化され、国家安全保障の内実の絶え間ない変化に対してより多くの思考がなされる。これまで中国人の国家安全保障に対する認識は、国防建設、大国間の争い、領土の保全など伝統的な安全保障分野に限られていたが、21世紀の中国の国家安全保障の内容はこれだけでないことを現実が警告している。

経済、特に金融安全の重要性が高まり、情報安全もインターネット時代に特殊な意味をもち、多くの分野で安全の境界線が曖昧になり、相互に入り組んできている。グローバル化によって目に見えない「国境線」ができ、それをどう守るかもよくわからない。これらすべてが国家主権に対する伝統的な認識に試練を与えている。

国家安全委員会の設立は、国の安全保障上の利益を部門の壁を越えて守るのに有利で、各部門の業務分担による効果低下を防げる。さらに国家安全委員会は中国の経済強国としての安全のニーズを体現することになる。

現代社会の国家安全保障の質に対する要求はこれまでになく高まっており、どの方面で問題があっても、領土摩擦が起きても、テロリストの襲撃に遭っても、金融の安定が想定外の衝撃を受けても、社会の敏感な反応を引き起こす可能性がある。国家安全委員会の設立によって新しい情勢に有効に対応し、中国社会という巨大なロボットを安定させながら操作し、社会の自信がいっそう堅固になることに期待したい。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月13日

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