北京と上海を結ぶ高速鉄道が緊急停車。原因はケーブルの損傷?(写真:新浪ミニブログ)
現場を確認する鉄道作業員。(写真:新浪ミニブログ)
ネットユーザーによると、北京と上海を結ぶ高速鉄道で12日午前11時ごろ、D182号列車が宿州東駅付近で緊急停車し、停電になった。乗客はケーブルから火が出ているのを目にしたという。「新華ネット」が伝えた。
「張作金」と名乗るネットユーザーは、D182号列車が宿州東駅付近で緊急停車したのはケーブルが焼き切れたからだと証言。「11号車の外で火花があがった」「火花が光るのが窓から見え、叫び声とともに列車が止まった。今は作業員が復旧にあたっている」とミニブログに書き込んだ。写真をみると、確かに途中で停止しており、線路脇にはケーブルのようなものがある。また、「Hugo朱」と名乗るネットユーザーは、「車内は停電し、暑くてたまらない。乗客は今のところまだ落ち着いている。6人の鉄道作業員が駆けつけてきた」と当時の状況を説明した。
新民網の記者が乗客から聞いた話によると、列車は宿州東駅に入る前に30分停車、駅に入ってから10分停車した後、宿州東駅を発車したが、また停車したという。
D182は上海虹橋駅を7時30分に出発したあと、午後2時01分に鄭州に到着。宿州東駅には午前10時53分に到着する予定だった。列車は徐州駅までは北京-上海高速鉄道を走行する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月12日