中央経済工作会議 2012年の発展方針が明確に

中央経済工作会議 2012年の発展方針が明確に。 中央経済工作会議は14日に閉幕し、2012年の中国のマクロ経済政策の基調、方向、主要任務が明確となり、「安定を保ちながら成長させる」という2012年の中国経済の発展方針がはっきりと示された…

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発信時間: 2011-12-15 11:59:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

民生重視で発展の包容性を向上

民生改善は経済発展の根本目的である。経済情勢が複雑なほど、民生の保障と改善が重視される。

今回の会議では、民生の保障と改善が提議された。民生重視とは、民生の保障と改善をより重要な位置に置き、差し迫った問題を集中的に解決し、人々の目に見え、実際に恩恵が得られる事を確実に行うということだ。

重慶で働く胡耀輝さんは大学卒業後、5年で5回引越しをした。今年の春節後、低中所得者向けの「保障性住宅」に申し込んでみたところ、抽選で当った。彼の家の前には都市鉄道と路線バスが通っている。

今回の会議で、「保障性住宅」への投資・融資、建設、運営、管理をしっかり行い、都市部の低所得層、新卒者、農民工(農村からの出稼ぎ労働者)の住宅難を少しずつ解決していく方針が打ち出された。教育への投入増加、社会保障システムの整備、農民工の都市部での労働・生活問題重視、医薬衛生体制改革などに力が入れられる。

中国人民大学経済学院の王晋斌副院長は「経済成長と民生改善が協調的発展をしてこそ、発展の包容性が向上され、人々が経済成長の恩恵に授かることができる」と語る。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月15日

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