中国国防科学技術大学が開発したスパコン「天河2号」
同日発表されたランキングで、米ローレンス・リバモア国立研究所の「セコイア」が3位に、理化学研究所の「京」が4位に、米アルゴンヌ国立研究所の「ミラ」5位になった。中国の「天河1号」は2010年の時点で首位だったが、今回は10位に順位を落とした。
専門家は、今後新たなスパコン競争が行われると予想している。天河1号は2010年11月に首位になったが、半年後に日本の京に追い抜かれた。その後、米国のセコイアとタイタンが首位を奪い合った。中国科学院計算機ネットワーク情報センタースパコンセンターの遅学斌主任は、「天河2号の首位は短期的なもので、他国も投資を増加し、すぐにより高速なスパコンが登場するだろう」と指摘した。イリノイ工科大学コンピュータ学部主任の孫賢和教授は、「日本人科学者はある高性能計算会議で、天河2号を超えるコンピュータを作ると表明した」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月18日