東京は人口膨張問題にどう対処したか

東京は人口膨張問題にどう対処したか。

タグ: 人口膨張 都市問題 東京 北京 特大都市

発信時間: 2011-01-19 11:33:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

東京と北京の人口移動の比較

東京の人口移動モデルの変化は、日本の産業構造の調整と「産業の空洞化」及び世界の都市化発展の影響を受けており、その変動は主に比較的完璧な2つの周期を経ている。

第一周期は55年から75年までの約20年間。この時期、東京は高度経済成長期及び急速な人口膨張期を迎え、人口純流入が拡大し、60年代初めには最大値に達する。しかしながら、人や労働力の集中は地価の高騰、環境の悪化、生活コストの上昇を招き、それによって人口の流入は抑制され、徐々に減少した。とりわけ70年代中期には、東京都市圏の人口移動はほとんど滞り、純流入はゼロに近づいた。

第二周期は70年代末期から90年代初期まで。第二周期は日本経済の産業高度化の段階であり、東京都内には大企業が集中し、金融情報産業の就業者が集まり、製造業の比率が大幅に減少するという現象が起こった。したがって第一周期と比べると、第二周期は持続時間が短く、純流入の規模が小さく、就業者の素質が全体的に高い。

90年代中期以降、日本は東京の「一極集中」を主な特徴とする新たな周期に突入した。全体的に言えば、東京の人口移動の変化は比較的穏やかになり、純流入は縮小の傾向を呈している。移動が自由な市場体制の下、人口移動システムは自動調節の作用を備えているのである。

北京は典型的な移民都市であり、人口の発展段階、変動曲線は北京市の人口政策、戸籍制度の変化と大きく関係していて、人口移動が頻繁かつ不安定という特徴を呈している。

90年代以前、北京の常住人口の増加は自然増加と戸籍移動による増加が主であり、人口流動の数量、性質及び方向には行政が関与していた。

90年代以降、改革・開放が深まり、都市化が急速に進むのに伴い、戸籍移動制度はしだいに弱体化し、外来人口が大量に流入して、北京の常住人口には以下のような変化が現れている。①常住人口の増加スピードがしばしば計画・目標を超過する。②外来人口の増加が常住人口増加の主な要因になる。③流動人口の北京滞留時間が明らかに長くなり、流動人口が流動せず、常住化する傾向が日増しに強まる。④流動人口の来源地が広範になり、中青年が増え、就業構造も第3次産業を中心に、卸売業、小売貿易業、飲食業、社会サービス業に従事する流動人口の割合が高まる。⑤流動人口の中の農業及び非農業戸籍人口の学歴がしだいに高まっている。⑥流動人口の分布が非常に不均衡である。流動人口の密度は首都機能核心区が最大で、流動人口の規模は都市機能拡張区が最大である。

 

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