日本の枝野幸男官房長官(沖縄北方領土担当相)が19日午後、海上保安庁の航空機で北方領土(ロシア名:南千島群島)を上空から視察した。枝野氏がロシアとの間で主権の争いがある北方領土を視察するのは、官房長官就任以来初めて。20日に、根室市のノサプ岬から再び視察することになっている。
昨年11月に、ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を視察して以来、日ロ間の「北方領土」についての主権争いが水面に再浮上した。2月11日、前原日本国外相とラブロフ・ロシア外相がモスクワで会談したが、物別れに終わった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月20日