震災に見る華人ラブストーリー:地震に崩れた愛

震災に見る華人ラブストーリー:地震に崩れた愛。

タグ: 震災 華人 ラブストーリー 

発信時間: 2011-06-13 16:26:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「女性には寄りかかれる男性の肩が必要と言うけど、彼には失望した。彼は一日に何度も起こる余震の経験がないから私の気持ちが分からない。二人の気持ちが離れたのは、物理的な距離のせいなのか、もともと心が通じ合っていなかったのか、分からない。」そう話すのは、地震で彼氏と別れた中国人の小莉だ。

彼女は東京、彼氏は大阪にいて、彼らは大阪の某大学留学の際に、交際をスタートさせた。3年前、彼は大阪で博士課程進学の道を選び、彼女は東京の大企業に就職が決まった。今年3月、彼は研究員として、とある研究機関に入り、その仕事が落ち着いたら、彼女も今の仕事を辞めて一緒に暮らすつもりだった。

「もし地震が起こっていなかったら、私たちは結婚していたかもしれない。私たちはもともと5月のゴールデンウィークに帰国して婚姻届を提出するつもりだったが、この地震で私の気持ちが変わってしまった。」災難は恋人同士の距離を縮めるといわれているが、自分たちの場合は、逆に距離が開いてしまったと彼女は苦笑する。

「地震発生当日、私は何度も彼に電話したけど、全くつながらなかった。ようやくつながったのは夕方頃で、彼は研究室にいたから電波が届かなかったと言った。夜遅い時間になっても鉄道が再開しなかったので、会社から1時間ほどかけて歩いて家に帰ると、近所の夫婦が互いに励ましあっている声が聞こえてきて、とても羨ましかった。もし避けられない災難に襲われたら、愛する人と抱き合って死んでもいいと思う。」地震発生当時について、彼女は「その時、誰もがみんな、自分と最も親しい人と一緒にいたいと思う。私も彼に会いに大阪まで歩いていきたいほどだった。」

「地震発生から一週間、原発事故の状況も不透明で、みんな精神的に不安定な状態だった。近くのスーパーでも食料や水が不足していて、朝8時には買い物をする主婦たちの列ができていた。でも、その時間には出勤しなければならず、仕事を終えてから買い物に行ってもたいした物は買えなかった。」彼女にとって最も怖かったのが、余震だった。夜中に窓ガラスがガタガタと音を立て、その度に彼女は彼に電話をかけた。

「メールは少なかったけど、いつも『おやすみ』の電話をくれた。でも私は毎晩なかなか寝付けず、彼も最初の頃は慰めたり励ましたりしてくれたけど、半月ほど経つと、もう私の電話をとるのも面倒な様子だった。ある日、ついに彼は、何てことないだろ、東京の人たちはみんな普通に生活しているじゃないか、ちょっと神経質すぎるんじゃないか?って。」彼女は、この地震を経験していない彼にとって、この恐怖を理解することは無理なのだと感じるようになった。

「九死に一生を得た多くの人は、結婚を決め、お互いを大切にする。でも、今回の震災で、私は愛の脆さに気がついた。私が感情的で細かいことを気にしすぎだと言う人もいるけど、それが全てというわけではない。もしかすると、私たちはいつか別れる運命で、その時期を今回の地震が早めただけなのかもしれない。」

 

 

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「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月13日

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