2つの用意
日本は近ごろ、常任理事国入りに積極的になっている。日本は1月26日、インド、ドイツ、ブラジルとともに常任理事国の拡大問題について「新たな攻勢」をかけた。
日本の国連常駐代表は10月、取材に対して「国連で、加盟国に強制措置をとるのは安保理だけで、その権力は大きい。国連通常予算分担金を2番目に多く負担する日本は、常任理事国入りする資格がある」と語った。
日本の近ごろの頻繁な行動は、政府の一種の焦りを反映しているとの見方もある。また一部の日本人は、日本は経済力が世界2位だったときも政治大国になれず、中国に抜かれた今、成功はずっと先になると見ている。
メディアは、日本が政治大国になり、常任理事国入りするのは実に難しいと見ている。日本国内には、先天的要因が政治大国になる妨げとなっているとの見方もある。計画がうまくいかなければ、日本は別の方法を考え、「軍事」を突破口に「国家正常化」や「軍隊正常化」を全力で進める。武器販売や空母建造など、日本政府は必死に見えるが、実は2つの用意で、双方向からの攻撃である。
その効果は?