「日本新聞網」4月5日付の情報によると、同日未明、福島第一原発から高濃度の汚染水が海に流れ出る事故が発生し、現在東京電力は流出量と流出範囲の調査を行なっている。
東京電力が午前中に発表した情報によると、5日午前1時頃、福島第一原発の破損した原子炉から汚染水を排出する汚染水処理システムの配管のつなぎ目が抜け、汚染水が排水溝を通って、大部分が海に流れ出たという。午前2時20分頃になってやっと漏洩に気づいた。
東京電力によると、漏洩した汚染水には高濃度のストロンチウムが含まれている。しかし、具体的な放射性物質の濃度は公表されていない。
福島第一原発で配管の漏洩事故が発生したのはこの一回だけではない。昨年12月にも同様の事故が発生し、最近では3月26日にホースから廃液が漏れる事故が発生している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月6日