福川伸次:日中韓FTAはTPPより現実に即したもの

福川伸次:日中韓FTAはTPPより現実に即したもの。 農業だけでなく、ほかの分野も同様だ。産業構造が似ている中日韓3カ国は、交渉の障害となる問題を解決しやすく、よりよい提携関係を保つことができるはずである。そのため、中日韓FTAが実現する可能性は非常に高いと言える…

タグ: FTA 日本 韓国 TPP 現実 農業

発信時間: 2012-05-18 11:04:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

FTA交渉 重要なことは「コンセンサス形成」

福川氏は「日中韓3カ国は早急にFTA交渉を進めるべきだ。世界経済が低迷している中、日中韓FTAが成立すれば、世界経済も明るい兆しが見えるであろうし、東アジア経済の統合を促進できるというものだ」と指摘する。交渉において、全体的な枠組みを協定できればよいが、当然ながら実現は容易ではない。だが一から十まで同時に決める必要はない。交渉しやすいものを先にし、難しいものを後にすればよい。まず大事なことはコンセンサスの形成である。その上でFTA範囲を徐々に拡大し、臨機応変に交渉を進めればよい。また、産業提携を推し進めるために、企業間の交流は欠かせないものとなっている。そのため平等な競争構造を作り、イノベーションを重視することも非常に重要だといえる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月18日

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