中国と日本では、釣魚島領土問題が依然としてくすぶり続けている。米国のカート・キャンベル米国務次官補は、現地時間11月1日取材に答え、「米国は中国と日本が世界全体の経済利益を考え、領土主権論争を『危機の瀬戸際で踏みとどまってくれる』ことを希望している」と語った。また、釣魚島領土問題は、現在のところコントロールするしかなく、解決できないと指摘した。
英国放送協会(BBC)は11月1日、キャンベル米国務次官補が、「欧州経済危機は長引いているが、米国は復活段階に入った。東北アジア地域が世界経済傾向を握っている。米国は、中国と日本が世界経済の利益を考え、領土主権論争を『危機の瀬戸際で踏みとどまってくれる』ことを希望している」と語ったと報道。
米国のアジア政策により中日の緊張状態がより深まっているという声について、キャンベル米国務次官補はこの言い方は局面の助けにならないといっている。
香港メディアは、キャンベル米国務次官補は、釣魚島領土問題は、現在のところコントロールするしかなく、解決できないと語ったと報道している。
美称中日钓鱼岛问题目前无法解决 只能管控
中日钓鱼岛争端持续发酵,美国助理国务卿坎贝尔于当地时间11月1日在接受采访时称,美国希望中国和日本为了全世界的经济利益,在主权争议问题上“悬崖勒马”。他指出,钓鱼岛问题目前无法解决,只能管控。
据英国广播公司(BBC)11月1日报道,坎贝尔表示,在欧洲经济继续放缓、美国还在复苏的阶段,东北亚地区掌握了全球经济的走向。美国希望中国和日本为了全世界的经济利益,在主权争议问题上“悬崖勒马”。
对于外界关于美国在亚洲的政策加深了中日之间的紧张关系的说法,坎贝尔表示,这一说法对局势“没有帮助”。
另据香港媒体报道,坎贝尔表示,钓鱼岛问题目前无法解决,只能管控。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月2日