このほか、討論番組もテレビ局の悩みの種だ。公平さを期するため、討論では、各党の党首に同じ発言時間を配分しなければならない。NHKのある番組製作担当者は、「1人1分間しか発言しなくても、1時間番組では4回しか質問できない。これでは討論と呼べない。もし、政党がさらに増えることがあれば、番組はできなくなるだろう。民間テレビ局なら小規模政党の発言時間を短くすることもできるが、公共放送ではそうはいかず、番組時間を延長するしかない」と悩んでいる。
民間テレビ局も同様に大変だ。これまでこの種の番組には通常主な政党幹部だけを呼んでいたが、次の選挙では政党間の合併が相次ぎ、どこが主な政党なのか判断が難しくなっている。フジテレビの夜のニュース番組の責任者である高島英弥さんは「すべての時間を使って衆議院選挙を報道するとしても、どこの党のどの人を呼ぶか確定していない。一体どうしたらいいのか」と嘆いている。
另外,辩论节目也让电视台头疼。为确保公平,辩论中,必须给各党党首分同样多发言时间。日本广播协会一名辩论节目制作人员说:“即使一个人只发言一分钟,一小时节目(所剩时间)只够提问4次。这样不叫辩论。”“如果政党再增加,节目就办不下去。商业电视台可以缩短小党发言时间,公共电视台则不行,只有延长节目时间。”
商业电视台同样叫苦。先前这类节目中通常只邀请主要政党干部,但这次选举中,政党间合纵连横,难以认定谁属“主要”政党。富士电视台一档夜间新闻节目主管高岛英弥说:“全部时间都将用于报道众院选举,然而没确定邀请哪个党派的哪个人。不知如何是好。”
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月27日