◇臨機応変に国民のご機嫌を取る安倍氏
民主党の野田代表と自民党の安倍総裁の経験から、野田氏の発言は非常に綿密で、論理性が高い一方、安倍氏の発言は柔軟で非常に勢いがあるとメディアは分析する。野田氏と安倍氏の衆議院議員当選回数はそれぞれ5回と6回で、いずれも演説力には長けている。ただスタイルが違うだけで、討論でどちらが優勢に立つかを判断するには演説の内容、つまり各党のマニフェストが大きな役割を果たす。
野田氏は「弁では優位だが、時運が悪い」との声があり、メディアも安倍氏が優勢で、国民のご機嫌とりがうまいとみる。当時民主党は消費税に反対していたが、その後野田氏は消費税を支持、安倍氏はすぐに国民の負担増加に反対した。さらに日銀が10月30日におカネを印刷する準備を開始、安倍氏にとっての追い風となった。
安倍灵活应变讨好选民
此间媒体分析,从民主党代表野田佳彦和自民党总裁安倍晋三的经验来看,野田的发言非常严谨,逻辑性比较强,而安倍的发言较为灵活,煽动力很强。野田和安倍分别五次、六次当选众议员足以证明每个人的演讲实力都不俗,只是风格不同而已,要想判断辩论起来谁占上风,他们演讲的内容,就是各党的竞选纲领会起到更大的作用。
有人称野田是“口才优,时运差”,此间媒体亦点出了安倍的辩论优势:更会讨好选民。当年民主党上来反对消费税要给民众发钱,后来由于野田又支持消费税了,安倍晋三立刻表示反对给民众增加负担,而且日本银行在10月30日又开始准备印钱,此举便相当于安倍晋三为自己买了人品。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年11月28日