新右翼団体の構成員はどのような人物で、なにを目標としているのだろうか。新右翼団体の実態を探るため、環球時報は最も活発に活動している新右翼団体に取材に出向いた。
おおよその統計で、ここ数年で日本には100近い新右翼団体が設立されているといわれている。中にはすでに民間団体や議員連盟になっている団体もある。目下、比較的活発に活動している新右翼団体には「在日特権を許さない市民の会」、「頑張れ日本!全国行動委員会」(以下、「頑張れ日本」と略称)、「日本の領土を守るため行動する議員連盟」などがある。「在特会」は設立当初、在日韓国人、在日朝鮮人が得ている「特権」に対する反対を活動主旨として、何度も反中、反韓デモを行ってきた。2006年に設立された「在特会」はたった1000人前後からここ数年で1万人を超える会員を獲得した。環球時報はこの会のサイトから所在地、連絡先電話番号を見つけることはできなかった。サイト上には「在特会」のメールアドレスとその組織の抗議活動の一部の写真があるだけだ。中でも、最も目立っていたのは、2010年10月この会が横浜APECサミットの開催期間に行った反中デモの写真だった。
環球時報はサイトにあった唯一の連絡方法であるメールアドレス宛にメールを送信した。メールを送ってから数日が経って、やっと返信が来た。「在特会」報道担当者と名乗る人物は、メールでこの会がデモを組織した時でも「自分の許可がなければ、決して取材してはならない。自分の許可を得るまでその場で待機することを保障してください。」といってきた。また、単独取材がしたければ「取材謝礼金」を持ってくるようにとのことだった。日本で長年取材をしてきたが、これが取材対象から取材費を求められた初めてのことだった。これについて、特別にある警察関係者と連絡を取り説明を受けた。この警察関係者によれば「在特会」は単純な政治組織ではなく、ヤクザと関係があり、この団体の中心幹部はヤクザ組織の資金回収のかどで逮捕歴があるという。この団体は日本最大の伝統的な右翼団体である「青年社」などの街宣右翼とも連携しており、警察も排斥主義団体として危険性をじゅうぶん認識している。この警察関係者のアドバイスもあり、今回の取材は中止した。だが、面識を得ない接触を通して、新右翼団体と伝統的な右翼団体が緊密に関係しており、伝統的な右翼団体と比べさらに欺瞞性が強く、ネットを利用して一般市民の支持を騙し得ていることが明らかになった。
这些新右翼组织成员都是什么样的一些人,他们的目标是什么?为了探寻这些新右翼组织实际情况,《环球时报》记者试图采访目前最活跃的一些新右翼组织,一探究竟。
据不完全统计,近些年来日本出现了近100个新右翼组织,其中既有民间团体,也有政客联盟。目前比较活跃的新右翼组织有“不允许在日特权市民之会”、“‘加油日本’全国行动委员会”(以下简称“加油日本”)、“保卫日本领土行动议员联盟”等。“在特会”最初以反对在日韩国人、朝鲜人获得“特权”为活动宗旨,近来多次举行反华反韩游行。2006年成立的“在特会”当初仅有1000人左右,短短几年会员超过了1万人。当《环球时报》记者查看该会网站竟然没有找到该会地址,也没有联系电话,网站上只有“在特会”的联系邮箱及其组织的一些抗议活动照片,其中最显眼的一幅照片是2010年10月,该会在横滨APEC峰会期间组织的反华游行。
《环球时报》记者按照网站给出的唯一联络方式发出邮件。邮件发出数日之后,终于收到了回信。一名自称“在特会”新闻发言人在邮件中称,即使在该会组织的游行时,“如果没有我的许可,绝对不要采访,请你保证在没有得到我的许可之前一定要在现场等待”。此人还称,如果要单独采访他,须带上“采访谢礼金”。记者在日本多年,这是首次遇到采访对象索取采访费的事。记者为此专门联系一名警方人士进行了解。这名警方人士称,“在特会”并非单纯的政治组织,和黑社会有染,其骨干曾因为黑社会组织筹集资金而被逮捕过。该组织还与日本最大的传统右翼团体“青年社”等街头右翼有合作关系,被警方认定为排外主义团体,十分危险。在他的劝告下,记者放弃了采访。但这次未见面的接触让记者感到,新右翼组织和传统右翼有着千丝万缕的联系,只不过比传统右翼更具欺骗性,他们可以利用网络骗取普通民众的支持。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月4日