国際関係史を見ると、小国は戦略空間が小さいため、実用的な戦略をとり、大国の間でバランスを図ろうとする傾向にある。ところがこのようなやり方は危険であり、特に地域の秩序と引き換えにバランスをとれば、損するのはこのような小国である可能性が高い。
南中国海問題も同じである。フィリピンが日米などの地域外の大国を後ろ盾とすれば自身の無茶な考えを実現できると思っているのであれば、それは思い違いである。地域の平和と安定の大局を顧みずに徒党を組むという行動を続ければ、自身の利益維持が難しくなるだけでなく、おそらく周りから嫌われるトラブルメーカーになるだろう。
从国际关系史来看,小国因其战略空间较小,往往会采取实用主义策略,在大国之间寻找平衡。但这样做是有风险的,尤其是一旦走得过远,拿地区秩序来做平衡的筹码,吃亏的很有可能是这样的小国。
在南海问题上同样如此。如果马尼拉以为靠拉拢日美等域外大国撑腰壮胆,就能实现自己的无理盘算,无异于自欺欺人。马尼拉如果置地区和平稳定大局于不顾,继续行拉帮结派之事,非但自身利益难保,恐怕还会成为讨人嫌的麻烦制造者。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月11日