米週刊誌「DEFENSE NEWS」最新号の記事によると、日本の自民党は『防衛計画の大綱』について、日本は「機先を制して攻撃する能力」を発展させ、海上基地と陸上基地での弾道ミサイル防衛能力を強化すべきだとする提言案をまとめたことがわかった。
「機先を制して攻撃する」とは、他国に対して軍事攻撃を発動させることである。日本国内で政治右傾化への逆流が深刻化し、右翼勢力が野蛮な侵略の歴史を何度も否定・美化している点から、自民党の提言案が採用されれば、日本は軍国主義の道を再び歩む可能性が高いといえる。
外交学院日本研究センターの周永生教授は、自民党がまとめた提言案のこの内容は日本の平和憲法の精神と規定に背き、戦後の国際秩序と世界の反ファシズム戦争勝利の成果に挑戦するものだとの見解を示した。
日本の執政党が「機先を制して攻撃する能力」の保有を求めるということは、日本の右翼勢力が再び極めて危険な行動をとることを意味しており、過去に侵略された周辺国から強く反対されることは間違いない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月3日