中国の習近平主席と米国のオバマ大統領が会談を行う前、日本の安倍晋三首相は中日間の対話実施を再び呼びかけた。新華社が外国メディアの報道を引用して伝えた。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」ウェブ版の6月1日の報道によると、安倍首相は同日放送のテレビのインタビューで、日本と中国の間には解決が難しい問題があり、両国は対話を実施すべきだとの考えを表明した。
中国と米国の首脳は6月7日から8日にかけて米カリフォルニア州で会談を行なうことになっている。多くの日本人は、米国の中国に対する新たな姿勢は日本の同地域における地位に影響を及ぼし、日本と中国、韓国の関係が冷え込む中で特にその可能性が高いと懸念している。
日本のテレビ局のインタビューに対し、安倍首相は、「中国は沖縄の主権に疑問を持っている」としたうえで、対話を行い、中国に日本の望みをわかってもらいたいと話した。また、中日両国の経済関係は密接であり、互いに必要で、欠かせない存在だとの見解を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月4日