F35に新たな問題:今の作戦半径では中国のミサイルに対抗不可

F35に新たな問題:今の作戦半径では中国のミサイルに対抗不可。 米国が開発した最新鋭のステルス戦闘機F35は非常に大きなプロジェクトで、米国および全世界の今後の軍事力のバランスに大きな影響を与える。しかし、このプロジェクトには数々の問題がある。これらの問題に加え、最近新たな問題が発覚した。F35の作戦半径が小さ過ぎて、西太平洋上で中国のミサイルに対抗できない恐れがあるというのだ…

タグ: ステルス 戦闘機 F35 西太平洋 作戦半径 独占

発信時間: 2011-06-07 11:13:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ステルス戦闘機F35

米国が開発した最新鋭のステルス戦闘機F35は非常に大きなプロジェクトで、米国および全世界の今後の軍事力のバランスに大きな影響を与える。しかし、このプロジェクトには数々の問題がある。

◆数々の問題を抱えるF35

最初の問題はコストがどんどん上昇していくことだった。当初の計画では1機4、5千万ドルだったのが、その後7千万ドルになり、今では1億ドルを超えるとされている。次に出てきた問題は、開発計画の遅れだ。すでにこのプロジェクトは5年も引き延ばされている。さらに、多くの性能に技術的な問題或いは基準値に届かないなどの問題を抱える。米政府によると、製造メーカーは4%の作戦能力の検証しか終えていないという。

これらの問題に加え、最近新たな問題が発覚した。F35の作戦半径が小さ過ぎて、西太平洋上で中国のミサイルに対抗できない恐れがあるというのだ。そのため米軍はF35の購入資金を空軍の新型爆撃機と海軍の長距離無人航空機にまわす可能性があると米メディアが伝えた。

これはF35プロジェクトにとって最悪の事態といえる。しかも、米軍の軍事力だけでなく、多くの国の将来的な戦闘機の選択と購入に係わってくる。米軍が購入計画をキャンセルすれば、F35の価格はさらに跳ね上がる。そうなると買えない国が出てくるという悪循環に陥る。F35プロジェクトは今、空前の危機を迎えている。

◆作戦半径:米国が提示した新たな要求

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