F35に新たな問題:今の作戦半径では中国のミサイルに対抗不可

F35に新たな問題:今の作戦半径では中国のミサイルに対抗不可。 米国が開発した最新鋭のステルス戦闘機F35は非常に大きなプロジェクトで、米国および全世界の今後の軍事力のバランスに大きな影響を与える。しかし、このプロジェクトには数々の問題がある。これらの問題に加え、最近新たな問題が発覚した。F35の作戦半径が小さ過ぎて、西太平洋上で中国のミサイルに対抗できない恐れがあるというのだ…

タグ: ステルス 戦闘機 F35 西太平洋 作戦半径 独占

発信時間: 2011-06-07 11:13:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

米海軍新型戦闘機「F-35C」のデビューショー(2011年5月23日)

米海軍新型戦闘機「F-35C」のデビューショー(2011年5月23日)

◆作戦半径:米国が提示した新たな要求

米関係当局によると、アジアと西太平洋地域における戦略形勢の急激な変化を受け、米議員はF35を改めて細かく審査する必要が出てきた。米国防省関係当局の報告によると、現時点のF35空軍型の作戦半径は584マイルで、当初の要求より6マイル狭いだけだった。

しかし最近になって米軍部は作戦半径に関して、空中給油なしで690マイルの攻撃半径を確保しなければならないという新しい要求を出した。一気に従来の要求より100マイル広くなった。

どうしてこのような要求を出したのか?報道によると、中国が開発している弾道ミサイルと巡航ミサイルの数が同地域の主な米空軍基地を攻撃するのに十分で、しかも米空母が中国のミサイルに攻撃されるリスクが高いため、空母の配置をアジアの海岸地域から遠ざける必要が出てきた。そうなると空母に搭載するF35が目標地点まで到達できなくなったというわけだ。

◆独占的な優位性の追求は危険

実際には全世界が変化している。他の国も絶えず成長している。米国のように独占的な優位性を限りなく追求するのは大型プロジェクトの発展には危険だ。

米国は意識を変えなければ、今日はF35危機、明日は空母危機、明後日は宇宙開発危機、ネットワーク危機を迎えることになる。他の国と平和共存、相互協力、相互理解する意識で他国の発展を見なければ、F35危機のようなさまざまな危機が次から次へと出てくるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月7日

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