日本は今次期主力戦闘機(FX)の選定を急いでいる。候補となっている3機種の機体性能や価格など詳細が遅くとも26日に公開される予定だ。日本はFXの選定で、中国の第5世代戦闘機に対抗できるかを念頭に置いている、と日本のメディアは伝えた。香港・文匯網が伝えた。
読売新聞は、 「FXは老朽化したF4の後継となる戦闘機で、今後20 年以上にわたって、日本の防空体制の中心となる」と伝えている。特に日本は中国の軍事力近代化に直面しており、それに対抗できる機種を考えなければならない。
同紙はまた、「中国は日本のF15などと同じ第4世代機を量産化すると同時に、敵のレーダーに探知されにくいステルス性を備えた第5世代機「J20」の開発も急いでいる。政府はFXの選定にあたり、こうした中国の航空戦力を念頭に置いている」と続ける。
日本のFX候補は、英米など9カ国が共同開発したF35、米 ボーイングのFA18、欧州連合(EU)の4カ国が共同開発したユーロファイターの3機種。
この3機種の機体性能や価格など具体案の提出期限が26日で、日本政府は開発側が提出した具体案を受け取った後、年内に機種を選定する予定だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月21日