学者:西部大開発を参考に南中国海を開発すべき

学者:西部大開発を参考に南中国海を開発すべき。 南中国海が各国の奪い合いになったのは、中国が管理を怠り、開発せずに放置していたからだ。この30年の改革開放で、経済が世界と一体化し、海上ルートの安全と海上資源の必要性から、南中国海を西部大開発と同じく重要な戦略的地位に置かざるを得なくなっている…

タグ: 南中国海 フィリピン 米国 改革開放

発信時間: 2012-04-17 16:09:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

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中国は南中国海での戦争に尻込みはしていないが、戦争が狙いではない。南中国海が各国の奪い合いになったのは、中国が管理を怠り、開発せずに放置していたからだ。この30年の改革開放で、経済が世界と一体化し、海上ルートの安全と海上資源の必要性から、南中国海を西部大開発と同じく重要な戦略的地位に置かざるを得なくなっている。

中国の関係部門は、南中国海政策を時代の変化に対応しながら大幅に調整し、従来の方針を「主権は中国、開発加速、協力歓迎、挑発撲滅、平和維持」に変更するべきだ。その最大の意義は視点を変え、南中国海問題が単なる外交問題ではなく、内政問題に盛り込む点にある。フィリピンやベトナムは経済・国土の規模からして中国の一つの省に相当する。中国はその外交にそれほど力を入れる必要はない。南中国海問題のレベルを政治的に引き下げることが、経済面の大規模かつ実質的な開発につながる。例えば日常の処理や総合的な法執行、警備は海南省に一任し、一般的な争議や摩擦の処理を任せてはどうだろう。

中国は改革開放によって世界に融け込む努力をし、経済成長によって国家建設を進め、あらゆる国と平和共存したいと考えているが、それは南中国海に関して際限なく譲歩し、どんな事があっても軍事手段を使わないということではない。その逆で、中国は南中国海地域の安定を確保するためにも、世界平和のためにも、悪を懲らしめ善を広める責任がある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月17日

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