慰安婦問題のほかに、米国は日韓が独島(日本名・竹島)をめぐる領有権問題で闘争を展開する戦場となっている。今年3月、韓国人歌手と誠信女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)客員教授が米ニューヨークタイムズ紙に慰安婦に関する広告を自費で掲載した。さらに韓国系米国人が米ロサンゼルスの高速道路沿いに独島の大型屋外広告を設置し、韓日関係は再び緊張した。
米国を戦場とする韓日の戦いに、米政府はやや困惑している。ブッシュ前大統領がかつて語った、韓日の独島をめぐる争いに関する談話が米国の声を代表している。「独島問題は領有権に関わる問題で、米国は手助けできなし、解決もできないが、両国間の対話と理解の促進を助けることはできる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年5月23日