米国メディアではスノーデン氏への同情が急速に収束し、国家の利益を損ねた、プロとしての道徳が欠如しているといった声が激増している。しかし米国の政府とメディアのこうした共同の取り組みは、監視問題といういスキャンダルを急速に終結させることは困難だ。昨日に到るまで、スノーデン氏が未だに姿を現していないからだ。
環球網が16日に実施したオンライン調査によると、98%の回答者はスノーデン氏を米国に引き渡すべきではないと回答した。
中国人民大学の時殷弘氏は16日に環球時報の取材に応じた際に、「スノーデン氏の事件は法に基づき処理するべきだ。一般人の観点は、価値や感情に左右されるが、政府は感情的になってはならない。もちろん法律の他にも、戦略的な角度から米国と香港の関係、中米両国の大局、国際世論について考慮するべきだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月17日