中米国防部長の交流 相互信頼の基盤を構築

中米国防部長の交流 相互信頼の基盤を構築。

タグ: 常万全 ヘーゲル 中米 軍事交流

発信時間: 2013-08-20 14:24:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の国防部長が訪米した際に、AFP通信は中米軍事交流の最近の変化について、「当初の数年間のあまり成功したとはいえないスタートを経て、米軍の高官は米中軍事対話の成果を誇張し始めた。彼らは、中米両国の海軍が来週アデン湾で海賊対策合同演習を実施する際に、人々は両国の歴史において前例のない提携を目にするだろうと発言した」と描写した。フランスのテレビチャンネル「フランス5」もまた、「中米両軍の高官の交流には、緩慢な進展があった。中米両国の国防部長(梁光烈国防部長とパネッタ国防長官)は昨年、相互訪問を完了した。米軍のマーティン・デンプシー統合参謀本部議長は今年4月に訪中した」と振り返った。

米国の軍事サイトは、「常万全国防部長の訪問について、ヘーゲル国防長官とその他の米軍高官は、一連の問題について常国防部長との意見交換に期待している」と伝えた。米国防総省の高官は、「中国は米国の関係者に対して、北アメリカ航空宇宙防衛司令部のような機構の訪問を許していない。一方で米国はこれを開放し、北京の軍事指導者を米国本土の防衛センターに招き、両国の相互理解を深めようとしている。中国の国防部長はこれにより、米軍の異なる面を目にするだろう」と語った。

中国人民大学国際関係学院の金燦栄副院長は19日に環球時報に対して、「米国メディアの報道、米国の中国国防部長の訪米に対する日程を見ると、米国が今回の中米国防部長対話を重視していることが分かる。米国は中国国防部長の訪米を歓迎しており、中米の軍事交流と対話の継続と維持を希望している。これはオバマ大統領の先ほどの意思表明からも伺い知ることができる。米国は当時、中米の新型大国関係の建設に対して、中米新型軍事対話から始めることを提案した。ここからは、米国の中米軍事関係の建設に対する重視の程度が分かる」と分析した。

中国国際問題研究所の阮宗沢副所長は、「軍事関係の回復と発展は、中米にとって非常に重要だ。中国はこのほど、提携を願い対抗を回避しようとする姿勢を示している。これは中国が、中米間の新型大国関係の建設を提案したことと一致している。米国は現段階において、アジア太平洋回帰の戦略を推進している。米国のアジア太平洋における軍事的な動きが増加しており、アジア諸国との演習や軍事力の追加配備により、自国の武力を誇示している。その一方で中国の立場は常に、対話の呼びかけとなっている。そのため中米軍事関係の建設の成果は、米国側にかかっている。米国はかつて同問題について、障害物を設置していた(台湾への武器輸出など)。中米の軍事関係は現在、積極的な発展段階に入っている。中国は今後、米国主導の環太平洋合同演習に参加する予定だが、これは積極的なシグナルととらえても良いだろう」と語った。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年8月20日

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