国務院、温州高速鉄道事故の調査報告を聴取

国務院、温州高速鉄道事故の調査報告を聴取。 調査の結果、「7・23」甬温線特別重大鉄道交通事故は、列車コントロールセンターの設備の設計に深刻な欠陥があったこと、導入前の検査が厳格に行われなかったこと、落雷による設備の故障の緊急対処能力が欠けていたことなどによる業務上の過失による事故と認定された…

タグ: 温州 高速鉄道 調査 報告 結果 

発信時間: 2011-12-29 11:48:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

会議は、事故調査チームが鉄道部、通信信号集団公司、通信信号研究設計院、上海鉄道局など関係部門の54人の責任者に対し、党の規律と行政規律上の処分を課すことに同意した。指導責任を問われた劉志軍・鉄道部前部長、張曙光・前副総エンジニア兼運輸局局長は、重大な規律違反容疑で別の容疑と共に処分される。通信信号集団公司の馬騁会長は、病死したため責任は追及されない。陸東福・鉄道部副部長、何華武総エンジニアはけん責処分。季学勝・鉄道部運輸局前副局長兼旅客専用鉄道技術主任は、科学技術司長と党総支部書記から解任。徐嘯明・運輸局前副局長兼基礎部主任は広州鉄道集団公司会長・党委員会書記から解任される。耿志修・前鉄道省科学技術司長、安全総監兼副総エンジニアに対しては降格処分と党内厳重警告処分を行う。繆偉忠・通信信号集団公司副社長兼党委員会常務委員、張海豊・通信信号研究設計院会長兼党委員会副書記、竜京・上海鉄道局前局長兼党委員会副書記、李嘉・上海鉄道局前党委員会書記は解任処分となる。その他の責任者に対しては、その責任に応じて相当の処分が課される。

関係責任者に違法行為があったかについて、司法機関は法に基いて単独で調査を行っている。

会議は、鉄道部と盛光祖・鉄道部部長に対し、国務院に始末書を提出するよう命じた。

また、国務院国有資産監督管理委員会に、通信信号集団公司、通信信号股フェン有限公司とその傘下の通信信号研究設計院に対して法に基いた改善を行い、通信信号研究設計院列車コントロールセンターを改組するよう命じた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月29日

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