信号―車の通行をスムーズにするコントローラー
東京では、大きな交差点であっても、交通局の警察や、交通安全街頭指導者が交差点脇に立つことはない。人や車の通行はすべて信号がコントロールしている。中国人が日本に来たら、日本の信号機の数が中国よりもはるかに多いことにまず気付くだろう。信号機が多いエリアでは、一方に7~8つの信号機がぱっと目に入るくらいだ。信号機の間隔が最も狭い場所では30メートルごとに備え付けられている。
東京では、交差点はすべて十字路と言う訳ではなく、三差路、五差路、六差路といった交差点もよく見かける。だが、どんな複雑な交差点であっても、それぞれの方向の車がそれぞれにスムーズに通行することができているのは、信号がそれらの流れをコントロールしているからだ。合理的に設定された信号機の偉大さを感じることが出来る。
東京では、広い狭い関係なく、すべての道路に対し、その通行量を計算して信号が設定されているように思える。特に、大きな交差点では、それぞれの方向の通行量を考えて青信号の時間を設定している。これがいわゆる人工知能化管理とでもいうのだろうか。
駐車違反の取り締まりと駐車場完備