日本の軍需産業の秘密を探る①トップ企業は?

日本の軍需産業の秘密を探る①トップ企業は?。 世界の軍需産業が大融合する時代において、外国に兵器を売却すれば、日本軍需企業の保有する独特の技術力に変化が生じるのだろうか。産業内の争奪はこれによって打開され、超クラスの実力者が輩出されるのだろうか・・・

タグ: 日本 自衛隊 軍需産業 三菱 戦闘機 戦車

発信時間: 2012-02-16 16:42:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆軍艦製造、三菱重工に代替できない優位性

ひゅうが型護衛艦

日本の造船業は過去、戦艦大和や戦艦武蔵など巨大な軍艦を製造していたが、第2次大戦後に10年の空白が生じ、その後、海上自衛隊が使用する護衛艦か海上保安庁に提供する巡視艇しか建造しなくなった。だが、軍艦の建造技術は今も伝承されている。

現在、軍艦を建造している企業は主に軍用飛行機も製造できる三菱重工と川崎重工、IHI、住友重機械工業、日立造船、日本鋼管など。護衛艦を建造しているのは主として三菱重工、潜水艦は主に三菱と川崎の2社である。

三菱重工は軍艦では百年の建造の歴史を有しており、護衛艦のみならず、その他の艦艇や潜水艦も建造できる。2009年に三菱重工長崎造船所は海上自衛隊の駆逐艦「21DD」、その後、相次いで秋月「19DD」、照月「20DD」などを建造、[DD]が新たにメンバーとして加わった。

今後の戦艦は非常に大きな殺傷能力を備えているだけでなく、戦闘中に相手側に発見されないことが必要であり、「ステルス化」がとくに重要になる。この面において三菱重工には代替できない優位性がある。

護衛艦や潜水艦などいずれも建造費は1隻数百億円、造船所の販売金額は一気に300億円に達する。だが完成後、次ぎにいつ建造の依頼が来るかは分からず、企業も正常な経営を維持するのは非常に難しい。

◆三菱重工、戦車製造を独占

     1   2   3   4    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。