日本の携帯電話の位置づけ定まらず 中国回帰後に発言権が不足

日本の携帯電話の位置づけ定まらず 中国回帰後に発言権が不足。

タグ: 日系携帯電話 NEC ソニー シャープ

発信時間: 2012-04-11 16:51:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ここ10年、キャノンやニコンが一手に握る技術依存度の特に高い映像産業のほか、日本の電子産業全体で業界ルールと消費の重心の巨大な変化が見られる。日本の携帯電話産業は電子産業の中で変化が最も大きい分野だった。たとえば、最近の日本の携帯電話は米国が開発したタッチパネルのデザインやグーグルのアンドロイド端末を広く採用するが、小異を残して大同を求め、自身の「誇り」を保ちたい考えも残している。こうした考えにより、日本は最終的に西側化の浪にのまれ、どっちつかずの状況に陥ることになる。「新華ネット」が伝えた。

NEC携帯の再進出 威勢だけはいいが力は弱く

日本の電機業界では「余生短い」企業の整理統合が始まり、再び勢いを盛り返そうと努力している。携帯電話の端末産業も例外ではない。NECは2006年に中国の携帯端末市場から撤退した。他にもパナソニック、京セラ、三洋、三菱などの企業の携帯電話はとっくの昔に中国市場から消えており、日本の国内市場を守ることに徹している。

2009年、NEC、カシオ及び日立は傘下の携帯電話端末事業の合併を行い、「NECカシオモバイルコミュニケーションズ(NECカシオ)」を設立した。この合併により、日本国内ではシャープに次ぐ日本第2の携帯電話端末メーカーとなった。合併後、NECカシオはすぐさまグローバル市場への進出を宣言した。

2年後、NECは中国の携帯端末市場に再進出する決意を示した。3月中旬、NECは再進出を果たし、「ほこり・衝撃・水から守る」スマートフォンNEC909eを発売した。OSはAndroidを搭載、標準価格は16GのiPhone4Sと同じくらいで、大体5000元前後である。

京东商城ネットショッピングサイトは今回の新製品の先行発売を行なう電子商取引のルートとして、新製品を一番に商品棚に並べた。しかし、同じ価格のサムスンやアップルに比べ、興味を感じる人はごくわずかだった。数少ない評価を見ると、高すぎると感じている人が多く、NECの携帯電話端末の再進出は、華々しい再出発を飾る事はできなかったようだ。

 

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