「日本を取り戻す」にはまず平和の根を守るべき

「日本を取り戻す」にはまず平和の根を守るべき。

タグ: 自民党 安倍 中日関係 

発信時間: 2012-12-17 13:59:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

選挙期間中、日本の保守右翼陣営は平和憲法の改正、集団的自衛権の確立、国防軍創設、防衛費の大幅拡充、海上警備の強化を叫んだ。しかし実際日本が戦後数十年平和と繁栄を享受できたのは平和主義の路線と武力放棄を中核とする平和憲法のおかげだ。

戦後の清算が不徹底だったのと教育などの問題により、一部の日本人は戦前の軍国主義を忘れられず、歴史教科書の修正、靖国神社参拝などを持ち出して軍国主義を復活させようとしてきたが、政治を左右する影響力はなかった。しかしここ数年、国力の相対的な衰退、戦争の記憶を持つ人々の高齢化にともない、日本社会に「復古」の風が強く吹き、政界の保守勢力に巻き返しの土壌を提供している。近年日本の右翼勢力が歴史・外交・領土などの問題の火付け役となっている重要な原因がそこにある。

平和な日本こそ地域および世界の福であり、いらつく日本は世界に新たな不安をもたらすことは歴史が繰り返し証明している。自民党が本当に日本を取り戻したければ、まず歴史を正視し、戦後の国際秩序を尊重して極右勢力の膨張を阻止し、長年培ってきた平和の根を守り抜く必要がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月17日

     1   2  


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。