文字 ホーム > 中日両国

発信時間： 2013-03-13 13:24:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「黒社会」と「ゴロツキ」にはどのような違いがあるのだろうか。この疑問については、多くの回答が存在するだろう。黒社会は日本で「暴力団」と呼ばれ、一般的な社会のゴロツキは「不良」と呼ばれる。この両者の間にも、違いが存在する。暴力団は固定的な職業であり、管理の厳格な組織、厳しい階級制が存在する。暴力団は他にも事務所を構えており、社団法人として合法的に登録されている場合が多い。不良とは十代の少年・少女、もしくは暴走族を指し、通常は街頭で威張り散らすだけだ。

日本新華僑報網の報道によると、日本では近年、この両者に静かな変化が生じているという。警視庁が3月7日に発表した統計データによると、2012年の日本の暴力団の構成員は計6万3000人となり、8年連続で減少した（7万人を下回るのは戦後初）。その一方で、複数の不良により組織されるグループは、殺人・強姦・恐喝など猛威をふるっており、社会にもたらされる危害が深刻化している。

日本社会は近年、暴力団の取り締まりを目的とする「暴力団対策キャンペーン」を実施しており、「正規」の暴力団の多くが勢力を失っている。これらの暴力団は、生存の手段を調整し、水面下に潜り込んでいる可能性もある。しかし不良たちは、厳しい取り締まりにあっていない。「関東連合」と呼ばれる組織の約10人のグループは2012年9月、東京六本木の公衆の面前で1人の男性を撲殺したが、その後になり人違いであった可能性に気づいた。また「強者」と呼ばれる組織のメンバーは今年1月28日、大阪で久々に再会した女性を強姦し、怪我を負わせた。

 

iphoneでもチャイナネット！

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

友達に教える|印刷|お気に入りに登録|ページトップへ戻る

コメント

コメントを書く