長期的に、日本政界の右翼勢力は日本の侵略の歴史を認めようとせず、アジアの隣国の強い不満と不安を引き起こしている。日本が侵略の歴史を否定する点について、安倍首相は後発者と言える。例えば安倍首相は4月23日の国会答弁で、日本が1910−1945年に行った朝鮮半島への植民地支配を、「侵略」と定義しないことも可能かもしれないと妄言を吐いた。このような安倍首相が、今や60数年に渡り施行されてきた平和憲法を改正しようとしているのだ。かつて日本の侵略に苦しめられたアジアの隣国は、これを座視しろというのだろうか。
日本の改憲は、安倍首相が一人で決められることなのだろうか。これを決める際には、日本国民の意見を幅広く集め、かつて日本の侵略戦争により傷つけられたアジアの隣国の気持ちと反応を尊重しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年5月10日