安倍政権の価値観外交 「新冷戦」の狙いに要警戒

安倍政権の価値観外交 「新冷戦」の狙いに要警戒。 安倍政権は、「自由・民主・人権」は日本の看板であり、日本と他国の間に生じる問題は価値観の対立によるものだと印象付けさせようとしている。これは安倍首相が6年前に初就任した際に推進した、「価値観外交」と非常に似通っている…

タグ: 安倍 価値観外交 新冷戦

発信時間: 2013-06-14 11:43:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

安倍政権は今回も過去のやり方を引き継ぎ、さらに「価値観外交」に熱中し、これに「戦略的外交」という美しい名前をつけた。これは実際には新しいものではない。安倍首相は初就任時に「平和と繁栄の弧」といういわゆる戦略構想を提唱し、意識形態によりユーラシア大陸を分割しようとした。

日本が冷戦的な考えに夢中になるのは、決して偶然ではない。日本は冷戦時代、他国の戦略の羽に庇護され、経済発展に注力できた。これによりわずか20年足らずのうちに戦後の廃墟から再び台頭し、世界2位の経済大国になり、冷戦の主な受益者になった。この特殊な経歴により、日本の政治家の間では、融通のきかない戦略的惰性が形成された。冷戦が終了してから20数年が経過するが、一部の日本人は世界で意識形態の小さなサークルを作り、冷戦時代に手にした巨大な既得利益を守ろうとしている。

世界経済成長の原動力が乏しく、国際提携が複雑を極める状況下、国際社会は日本の極右勢力による「新冷戦」形成の狙いに警戒を続け、さまざまな野暮なやり方により国際関係のムードに毒を注ぎ込むことを防ぐ必要がある。アジア諸国は得がたい歴史的な発展チャンスに直面しており、日本の極右勢力の腹黒い意図を見抜き、アジア分裂を図るいわゆる「価値観外交」に自覚的に反対し、地域のウィンウィンの関係、共同発展の良い流れを維持するべきだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月14日

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