安倍政権「価値観外交」の偽りのベールをはぐ

安倍政権「価値観外交」の偽りのベールをはぐ。 安倍政権の歴史問題をめぐる戦前の軍国主義価値に対する憧れと未練と、世界に訴える非現実的な「共通の価値」というきれいごととは鮮明なコントラストをなしており、典型的な「人格分裂」といえる。いわゆる「価値観外交」は世の中を欺く政治のごまかしにすぎない…

タグ: 安倍 価値観外交

発信時間: 2013-06-13 14:25:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

近代日本は明治維新後、みだりに武力を用いる軍国主義の道を徐々に歩み始め、中国をはじめとするアジア各国の人々に大きな災難をもたらし、日本の人々もそれによって被害を受けた。日本の軍国主義は第二次世界大戦中に犯した人類史上最も野蛮で最も残虐な犯罪行為だ。「人民日報」が伝えた。

戦後、日本は極東国際軍事裁判など国際社会の正義の審判を受け、平和憲法を制定し、国際社会に復帰した。日本は戦後、体制だけでなく、価値観も入れ替え、戦前の自由、民主、人権を踏みにじる暗黒の歴史と決別したはずだった。ところが残念なことに、日本の軍国主義は戦後一掃されることなく、一部の軍国主義勢力が虫の息をつなぎ、日本の政治権力の中心に再び入り込んだ。この勢力の主導によって日本は長年健全な歴史教育を行えず、侵略の歴史の真相がごまかされ、歪曲されてきた。

しかし、こうした歴史問題で適格な答えを出せない日本が長年アジアの「民主の模範」として装い、いわゆる民主の経験をあちらこちらで押し売りし、国際的な支持と信頼を得ようとしてきた。安倍首相は2度の登板でいずれも「価値観外交」に力を尽くしている。それは戦後、価値観において「自らが愚昧なままで、他人を指導しようとする」日本の政治的伝統を由来としている。

 

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