福島こそアジア太平洋地域が重視すべき『島』

福島こそアジア太平洋地域が重視すべき『島』。 福島原発がもたらした生態危機を前に、世界全体、とりわけアジア太平洋地域の国々が立ち上がり、改善策をともに考えるべき時であると呼びかけている。目下、北東アジアの「島争い」は激化しているが、事の軽重を考えたとき、福島原発の即時解決が優先されてしかるべきである…

タグ: 福島 アジア 太平洋 地震 チェルノブイリ

発信時間: 2013-09-09 14:36:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=馮昭奎

近日、日本の東京電力は、福島原子力発電所の汚染水貯蔵タンクから約300トンの高濃度汚染水が漏れ出し、原発事故発生以来最も重大な汚染水流出事故になったと発表した。

「汚染水はすでに地下水に到達した可能性があり、タンクから漏れた大部分の汚染水が土壌浸透、一部は近くの排水溝から海に流入した」。

福島の汚染水流出事故が引き起こした恐怖から、韓国第二の航空会社「アシアナ航空」の福島便の運行中止を決定した

日本の右翼勢力による釣魚島(日本名・尖閣諸島)「国有化」を巡ってごたごたがあった昨年8月、金贏氏は「福島こそアジア太平洋地域が今最も注目する『島』である」という文章を発表していた。文章では、2011年の「3・11」の福島原発事故がもたらした生態危機から1年以上が過ぎたが、状況は改善するどころか悪化の一途をたどっている。地球も太平洋も一つしかない。福島原発がもたらした生態危機を前に、世界全体、とりわけアジア太平洋地域の国々が立ち上がり、改善策をともに考えるべき時であると呼びかけている。目下、北東アジアの「島争い」は激化しているが、事の軽重を考えたとき、福島原発の即時解決が優先されてしかるべきである。東アジア太平洋地域で最も重視されるべきこの「島」への各国の姿勢が、真の「責任ある国」を見極める重要な試金石になっている。アジア太平洋の国々、人類の歴史が各国の動きに注目している。

日本の汚染水漏れの影響はなぜ遅々として解決を得られないのか。専門家は、原子炉の地下室に「水密性」を備えていないことが最大の要因だと指摘する。地下水が際限なく流れ込み、汚染され海洋に流入する。地下水の不適切な処理が海洋の長期的な汚染を招き、「海洋チェルノブイリ事故」を引き起こしている。

1   2   3   4    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。