安倍首相が3度目の靖国参拝断念 未だチャンス探る

安倍首相が3度目の靖国参拝断念 未だチャンス探る。

タグ: 安倍 靖国 参拝

発信時間: 2013-10-18 11:08:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本の安倍晋三首相は17日、靖国神社の秋季例大祭での参拝を断念したが、供え物を奉納した。首相が靖国神社参拝を断念したのは3度目となる。日本の読売新聞は17日、安倍首相は昨年末の就任以降、靖国神社の春季例大祭、8月15日の敗戦記念日、秋季例大祭で参拝を断念し、供え物や玉串料を奉納したと伝えた。首相が自ら参拝しないことについて、日本では中国、韓国との関係を考慮したためと見られている。しかし、韓国はこれを認めていない。韓国外交通商部の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は17日、「安倍首相の行動が韓国などの隣国に配慮したものという意見に同意できない。韓国の全国民もそう思っている」と表明した。

朝日新聞などの日本の主流メディアは、安倍首相が参拝しなかったのは中国と韓国の感情を考慮したためであり、そのほかに台風などへの対応に全力で取り組む必要があったからだとの見解を示した。フジテレビの報道によると、菅義偉官房長官は17日、首相が参拝しないことを決めたのは「大局的な判断」だとする一方で、「首相は自身の考えを完全に変えておらず、任期中に参拝する考えを捨てていない」と述べた。産経新聞も同日、首相の周辺関係者の話として、春秋の例大祭以外の時期に参拝する可能性があり、自ら参拝するチャンスを今も探っていると伝えた。

韓国の聯合ニュースの17日の報道によると、韓国外交通商部の趙泰永報道官は同日、第二次世界大戦のA級戦犯を祭り、侵略戦争を美化する靖国神社に安倍首相が「真榊」を再び奉納したことに懸念と遺憾を示し、周辺国や国際社会の信頼を得るために過去の歴史を真剣に反省するように日本の政治家に促した。趙泰永報道官は、「安倍首相の行動が韓国などの隣国に配慮したものという意見に同意できない。韓国の全国民もそう思っている」と表明。日本の議員が今回の秋季例大祭で参拝すれば韓国政府は非難する声明を発表するかについては、「靖国神社は参拝してはならないと再び強調したい」と述べた。

韓国の文化日報は17日、安倍首相は直接参拝する代わりに供え物を奉納し、周辺国の感情を考慮したためだと主張する一方で、内閣閣僚の参拝を容認しており、うわべだけの主張であることがはっきりわかると論じた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月18日

iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。