中日の高速鉄道技術、海外での競争が激化

中日の高速鉄道技術、海外での競争が激化。 ロイター通信の情報によると、中国北車股フェン有限公司は米カリフォルニア州の高速鉄道プロジェクトへの入札意向を示しており、中国製の高速列車を米国に売り込もうとしている…

タグ: 中日 高速鉄道 競争

発信時間: 2014-10-29 15:06:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

米国がリニア技術を導入すれば、日本は同盟関係における発言権を強化し、ダメージを受けた日米関係をある程度修復できる。ゆえに日本は全力でPRに取り組み、ホワイトハウスの目を引こうと無償提供を検討している。日本はその他の国で高速鉄道を建設することで、現地の経済発展に直接参与し分前を得ると同時に、安倍首相の「地球儀を俯瞰する外交」の駒を増やすことができる。タイ、シンガポール、マレーシア、インドなどの国が高速鉄道の建設計画を発表しており、日本には活躍の機会がある。

高速鉄道は中国対抗の新たな支えになるかもしれない。中日両国は現在、すでに平和的な競争の段階に入っている。高速鉄道技術の発展において、中日の間には、互いに必要としながら競争し合うという、二元的な矛盾する関係がある。日本は中国の「半人前の師匠」のようなものだが、中国は日本やドイツなどの技術を総合した上で、より高速な列車を製造し、国際市場で日本の新幹線の競争相手になった。中国の高速鉄道は、李克強総理の「高速鉄道外交」に伴い、海外市場でお披露目されている。

高速鉄道はそもそも日本が得意とする、世界市場の産業チェーンにおける技術・資金集約産業だ。日本はハイテク分野で中国に「要衝」を占められることを最も避けたい。さもなくば日本は今後、「茨の道」を歩むことになるだろう。

ゆえに政治的な利益、心理的な需要のいずれに基づこうとも、中国との高速鉄道対抗戦は避けられない。(筆者:蒋豊)

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月29日

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