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歴史の謝罪を求めて　中国農村教師が慰安婦のために奔走

タグ：映画『大寒』　張双兵　慰安婦

発信時間： 2015-05-29 16:02:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

しかし近年、張さんの取り組みが国内外で注目されるようになった。中国では一部の同業者が、被害者の高齢者の訪問に加わった。世界の関係者が張さんと連絡を取り、毎年日本の弁護士を通じて、日本政府に告訴状を提出している。

中国の映画監督も2014年に張さんを訪ね、その調査の経歴を映画にしようと提案した。映画の制作は昨年より始まり、今年4月に撮影が開始され、今月末にクランクアップを予定している。作品は張さんを主人公に、真実の慰安婦被害女性をモデルにし、第二次大戦中の日本軍による慰安婦の強制という歴史の罪を反映する。

山西省で慰安婦を題材にした歴史映画が撮影されるのはこれが初めてで、今年9月の中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年期間中に正式に上映される。

記者が制作者サイドから得た情報によると、中国の旧暦の二十四節気のうち、大寒は最後の節気に当たる。『大寒』という作品名には、大寒が過ぎれば春遠からじという意味がある。

韓国メディアを含む多くの海外メディアが、同作品に関する情報を報じた。韓国メディアは、「作品は別のアングルから、戦争について反省するよう世界の観客に促した」と伝えた。

張さんは、「同じ日本軍の侵略を受けた韓国では、慰安婦が定期的に抗議集会を開いている。中国の慰安婦は彼女たちのように勇敢に立ち上がるべきだ。これは私の前進を維持する原動力になる」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2015年5月29日

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